今回は、NHKで4月22日(土)22時00分から放送予定の「SWITCHインタビュー達人達(たち)」に出演される。
柳澤桂子さんについて調べていきたいと思います。
柳澤桂子さんは、女性の大学進学がまだ珍しかった時代にアメリカに留学し最先端の遺伝子研究に取り組んでいたのですが、
31歳で突然原因不明の難病に襲われたということです。
そうですね。今でこそ女性も大学行く方が多いですが、昔は男性でもなかなか大学に通えなかったのに女性が大学まで進学して、
アメリカ留学するなんてとても勤勉な方なんですね。日本でいえばまるでキュリー夫人の様な女性なのかな?ではどういう女性なのでしょうか?
柳澤桂子さんの経歴について
◆名前:柳澤桂子(やなきさわ けいこ)
◆生年月日:1938年1月12日(79歳)
◆出身地:東京都
◆出身高校:東京都立戸山高等学校卒業
◆出身大学:お茶の水女子大学理学部植物学科卒業
◆職業:生命科学者、サイエンスライター、エッセイスト、歌人
1963年、コロンビア大学動物学科大学院修了Ph.D.取得し、慶應義塾大学医学部分子生物学教室助手を務める。
1969年ころ、原因不明の難病を発病し、最初の入院をする。
1971年、三菱化成生命科学研究所副主任研究員。
1975年、同主任研究員。東北大学理学博士。
1977年、このころより入退院を繰り返す。
2002年、お茶の水女子大学名誉博士。
柳澤桂子さんは、多くの著書を発表していて、その中でも代表作として、
1993年には『卵が私になるまで』で第10回講談社出版文化賞科学出版賞受賞。
1994年、『お母さんが 話してくれた 生命の歴史 4巻』産経児童出版文化賞受賞。
1995年、『二重らせんの私』で第44回日本エッセイスト・クラブ賞受賞されています。
柳澤桂子さんの今現在の病気の状態は?
「周期性嘔吐症」という病気を患っていらっしゃいます。
毎月1回は、激しい嘔吐発作が決まっておこるそうです。その度に1週間はベットから起きられなくなり、強い腹痛もともなうのだそうです。
1年の半分は入院した経験もあり、点滴と水分だけで栄養を補うため、だんだん体重は減少していったといいます。
柳澤桂子さんの著書『認められぬ病』という本を読まれた病院の先生が脳幹の病気であると確信を持ってお手紙を出されたのだそうです。
先生は、周期性嘔吐症候群の中でもACTH・ADH放出症候群と呼ばれる病気で、やはり激しい嘔吐を伴う症状を呈すということです。
気持ちの面でも不快が続き、台所に立つのも大変だということです。
『二重らせんの私 生命科学者の生まれるまで』早川書房
病気は悪化し、ついに歩くこともできなくなり、
大切に育んできた仕事もあきらめらければならなくなったと書いてありました。
仕事はしたい気持ちがあるのに体が動かないというのは本当にお辛いでしょうね。

『安らぎの生命科学』ハヤカワ文庫
人間は昼、スポーツをしたり勉強したりすることは、夜睡眠中に脳に定着するのだそうです。
よく寝るのが一番だと書いてありました。
息子や夫は?
息子さんは、元筑波大学教授の方だとという噂ですが、定かではありませんでした。
ご主人は、柳澤嘉一郎さん長野県諏訪市出身の生命科学者、筑波大学名誉教授をされているということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「柳澤桂子の今現在の病気の状態は?息子や夫と経歴も気になる!」というタイトルでご案内しました。
柳澤桂子さん現在もお体の状態はあまり良くなさそうですね。歩くことも出来なくなったというのに、強靭な精神力で
短歌会に入会されたりしてまだまだ勤勉意欲があるので頭が下がる思いです。
ちょっとでも体調が良くなって頂ければいいと思います。
では最後まで読んで頂いてありがとうございました!